先日、15年ぶりに大阪の鶴橋・生野コリアンタウンに行ってきました。
すんごい楽しかった!
新大久保とはまた違った雰囲気に酔いしれてきました。
前回は、鶴橋商店街にある喫茶「ロックヴィラ」でキムチサンドを取材するために行ったので、
ゆっくり散策する時間がなかったのですが、
今回は、鶴橋にあるホテルにも泊まって、1泊2日じっくり堪能することができました。
ちなみにこちらが名店「ロックヴィラ」のキムチサンド。あの味が忘れられず、15年ぶりに再訪。
宿泊先は、生野コリアタウンと鶴橋商店街の間にある「FIVE HOTEL OSAKA」。
超絶オススメなので、ぜひググってみてください。
ではでは、レポの開始!
まず、鶴橋駅に隣接しているアーケードの鶴橋商店街。
昔からあったところですが、あらためて歩くと、新大久保では味わえない、本場の市場感があって、
韓国に来た!!
と錯覚してしまうほどの臨場感でした。
大阪弁と韓国語を両方操るおばちゃんたちの生活感あふれるお店が軒を連ねていました。
キムチ店が多いものの、韓国の市場で見るような衣料雑貨系のお店もあって、
しかも通路もたくさんあるので、
ゆっくり周っているとかなり時間も要します。
アメ横みたいな昔ながらの鮮魚店、金物屋、アパレルショップ、
そして純喫茶などもあり、昭和&韓国を満喫できました。
鶴橋商店街では、どうしても行きたい場所がありました。
そこは、コロナ禍でどこにも行けなかった私を、可愛い雑貨で慰めてくれた
「KOKOREA」さんです。
韓国直輸入のかわいい雑貨を扱っています。
郵送してくださるので、仕事の合間に、インスタの写真をみて、
「かわいい、これほしい!」と、癒しの時間でした。
私が、横浜韓国領事館さんのコンテスト業務を請け負っていたときは、
こちらでみつけたものを賞品にしたりもしていました。
3年間、ずっと通販だけの買い物だったので、実店舗に行けたのは
感無量でした^^
オーナーさんは、とっても優しい男性でした。
さてさて、そして少し歩いた場所にあるのは、
桃谷エリアの生野コリアタウン。
わたしは、96年~2001年まで京都に住んでいたので、
当時から度々来ていたのですが、
ここはもう、別世界でしたねww
新大久保を基準にして一言でいうと、
「イケメン通りを1メートルほど道幅広げて、キムチ専門店を増やした」
感じ?
生野コリアタウンを基準にして言うと、
徳山物産とか、昔から家族経営しているキムチ屋さんはそのままに、
新大久保でもよく見かけるチェーン展開のテイクアウトフード系、雑貨店、韓流グッズ店が増殖した感じでしょうか。
(こっちが正しいよねw)
面白かったのは、
韓国産の靴下専門店
が2軒ほどあって、
これは新大久保にもないかも?と思い、興味津々。
鶴橋を案内してくれた韓流仲チングさんも、
「一度履いたら、やみつきになって、これしか履けない!」と言うので、どれどれ…と。
ワンポイントの刺繍やイラストがどれも可愛く、
また6枚1,000円 という低価格で売っていて、
女性ものはもちろん、子どもや紳士ものもあったので、家族へのお土産になりました。
確かに、肌触りがすごく良くて、気持ちい!
私が愛用しているユ〇ク〇の靴下よりいい(笑)
これはぜひ、新大久保にも出店願いたいです。
1泊2日の鶴橋で、いちばん感動したのは、
朝7時から開店している
食堂「食道」(山田商店というキムチ屋さんが最近、はじめたお店)
の朝ごはん。
500円のシレギクッパの超絶コスパは、
これだけのためにまた鶴橋行きたい、と思わせてくれました。
小道に入ると、カフェ、デザイナー雑貨のオシャレなショップや可愛い文房具店などもあり、メイン通りから離れていても、人気店にはお客さんが入っていました。
そうえば、新大久保だとキムチはみんな、
韓国市場、ソウル市場、イエスマートとかのスーパーで買うので、キムチ専門店がないですよね…。
唯一あるのは、「金杏奈の手づくりキムチ」で、これまた鶴橋のお店の分店だったり。
ですので、生野コリアタウンのキムチ屋さんに行列ができる光景は、新大久保基準の私の目には珍しく映りました。
皆さん、口も肥えていらっしゃるので、「この店のこのキムチが美味しい」と、ちゃんとわかって購入しているようでした。
ニューカマーたちが開いた飲食店エリアからはじまる新大久保と、
在日コリアンの多住するエリアからはじまる生野コリアタウン。
ふたつの異なる歴史をもったコリアンスポットが、
韓流ブームによって、東西のホットプレイスになっているという流れ、
比較してみると、大変興味深く感じられます。
お泊り鶴橋旅行、また計画してみたいと思います。
韓国旅行とはまたちょっと違ったコリアン気分が味わえそうです。