ハン検こと、ハングル能力検定協会が創立30周年を迎えました。
韓流以前に誕生し、韓流とともに歩んできたハン検ですが、このたび、事務局が30周年の記念誌を出版されました。
(創立30周年記念誌 デジタルブック)
https://hangul.or.jp/30th/index.html?pNo=1
大変ありがたいことに、わたしが編集を担当させていただきました。
ちょうど、3年前、韓流自分史、メモリアルブック事業を立ち上げたとき、たまたま事務局にご挨拶に伺ったのがご縁となりました。
その時に見せた韓流年表のことを覚えていてくださり、2年もたった後、お電話をくださったのです。
私にとってもハン検は、大学時代の想い出のひとつでもあったので、とても嬉しかったです。
ハン検さんの30年の想いを、1冊のカタチにできるという名誉な仕事。
99年、あの時の、韓国への高鳴る想いが、今、このように実を結んだんだ・・・と思うと、ドキドキが止まりません。
ハン検創立30周年記念誌は、デジタルブックとしても公開されています。
ハングルの普及に涙ぐましい努力をされてきた方々のインタビューやメッセージはもちろん、韓国語学習インフルエンサーの対談、超難関1級合格者の座談会、そして著名人のコラムなど、
ハングルを学習されている方にとって、大変面白い内容となっています。
ぜひ、ご一読いただき、ハングルの世界に想いを馳せていただけたら嬉しいです。
(創立30周年記念誌 デジタルブック)
https://hangul.or.jp/30th/index.html?pNo=1
私は、99年に、ハン検を受験したことがありますが、当時は、韓国語を勉強する、習ぶという環境がまったくなく、大学の講義にでるか、留学するか、在日コリアンの集まりに参加するか・・・くらいしかなかったように思います。
ある意味、それしか方法がなかったから、迷うことなく留学に行けたのかもしれません。
いまでは、書店にたくさん関連本が並び、毎日のようにSNSで発信され、スマホでハングルを使いこなす学生さんたちも見かけるほどです。
当時から考えると、想像もつかない世界が目の前に広がっていますが、30年間、事務局がハングルの普及に力を注ぐとともに、日本で韓国を愛する人が増え、学習者が増え、語学業界全体が成熟し、日本人向けの学習法が確立されてきた結果なのだろうと思います。
ハン検さん、創立30周年、おめでとうございます。
(創立30周年記念誌 デジタルブック)
https://hangul.or.jp/30th/index.html?pNo=1