韓流自分史・代表 野田智代が熱弁します。
いまなぜ、韓流自分史なのか。
――いま、自分史が流行っていますが、この事業では韓流の想い出に特化した自分史だと聞きました。詳しく教えてください。
私たちは、これを“韓流自分史”と呼んでいます。でも“自分史”と聞くと、自叙伝とか、自費出版とか、社会的な業績を残した方が、引退や何かの記念に作るようなイメージがありませんか?
私たちが考えているサービスは、フォトアルバムと雑誌をミックスさせたような、もっと身近で気軽なメモリアルブックです。
というのも、私自身が長年、韓流雑誌の編集者をしてきたので、そのノウハウを生かしたいと思ったんです。表紙はハードカバーで保存に適していて、中身はご自身のインタビューや写真、韓流のファン活動を中心にした年表があったり。ほかにも好きなものランキングや、スターの相関図もお作りします。
普通の自分史だったら家系図になるところを、好きなスターの相関図になる点がこだわりですね(笑)。
韓流と出会った喜び、スターへの想い、撮りためた写真、記録などをまるごと一冊に収めて、作って楽しい、読んで楽しい一冊。かつてのご自分の体験、経験が今日のように蘇ってきてキュンとくる、韓流という生きがいを見つけた方々だけの“特別な宝物”になるような“ヒストリーブック”を目指しています。
――具体的に、どのように制作されるのでしょうか?
作り方はとてもシンプルで、プロの韓流ライターに想い出を楽しく語っていただくだけ。オフ会やお茶会のとき、みんなでわいわい、ドラマやスターについておしゃべりするじゃないですか? あんな感じで盛りあがれたらと思います。
ご自身の韓流への想いを私たちがじっくりと聞き取りし、インタビュー記事としてそのまま文章に起こします。韓流プロカメラマンが女優のように撮影してくれるオプションもあります。
もしかすると、自分史という言葉が高齢の方を連想させるかもしれませんが、熱く長く韓流ファンをしてきた方、大切な韓流の想い出がたくさんある方なら、どなたにでもおすすめです。
――“著名人対談”というユニークな企画が話題になっているそうですね。
そうなんです。このプロジェクトの目玉企画は、韓流ファンなら誰もが知る著名人の方々と1対1で対談できるページです。
イベント司会者としてご活躍中のYumiさん、古家正亨さん、韓流ナビゲーターの田代親世さん、それからメディアでも活躍するコリアン・フード・コラムニストの八田靖史さん。
この4名の方々が、私たちの韓流自分史プロジェクトにご賛同くださっています。
「韓流がこれだけ続いているのも、ファンの皆さんのおかげです」と、快く引き受けてくださったので、本当にありがたい気持ちでいっぱいです。直筆のメッセージもいただけることになったので、スキャンして、そのまま掲載させていただく予定です。
――そもそも、何がきっかけでこの事業を始められたのですか?
2004年頃から韓流が始まり、今年でもう17年になりますよね。実際に月日が一巡りしたなと感じますし、特に『冬のソナタ』をきっかけにファンになった韓流第一世代の方々には、もう語りつくせないほどたくさんの想い出があると思うんです。
ご自身で撮影した写真はもちろんですが、グッズ、ポスター、それこそ大切に保管しているファンミーティングやコンサートのチケット一枚一枚、もしかしたらしまいきれなくて、部屋に溢れたりしているんじゃないか、と。そういった品々を写真にして掲載したり、韓流への想いを文章にして“ご自身のヒストリーブック”として、形に残してあげるのはどうだろうと思ったのがきっかけです。
――制作スタッフには韓流のスペシャリストが集まっていると聞きました。
自分史の制作を担当するのは、韓流という言葉がまだない時から業界の第一線で韓国を追いかけてきた編集者、ライター、カメラマンのチームです。韓流ファンの皆さんと同じように韓国ドラマやK-POPを楽しんできた立場ですので、ほかのどんなプロよりも楽しくインタビューさせていただけると思っています。
韓流で人生が変わり、生きがいになった方々のためのサービスですから、どうせだったら、誰よりも韓流に詳しい人に作ってもらいたいと思いませんか(笑)?
これまで、たくさんのスターを体当たり取材してきましたので、どんな韓流スターの話題になっても、だいたいはついていけると思います(笑)。もちろん、私たちが見たスターの素顔や裏話など、気になることがあればなんでも聞いていただきたいです。
――自分史というと、ご自身のためだけでなく、家族のために作って残すという印象があります。また最近は逆に、お子さんやお孫さんが、ご両親やおじいさん、おばあさんのために制作を依頼するケースもあると聞きます。
古希を迎えた私の母の話なのですが、母は昔から山が大好きで、趣味で世界中の山を登っています。私がまだ小学生の頃、母の本棚には、山の専門雑誌が並んでいて、母が毎月、それを届くのを楽しみにしていました。だから、私が人生で初めて目にした雑誌というのは、その山雑誌でした。
時は流れて、今、自分が雑誌の編集者という立場になりました。
なかなか母と接する時間をもてずにいるなか、毎年のように想い出作りに海外旅行に行こう、という話にもなるのですが、スケジュールや予算もあって、行けずじまい…。そんななかで、何か母にしてあげられることはないか、と思ったときに思いついたのが、山と生きた母の登山史を作ってあげるのはどうだろうと。
母にただ「自分史を作ったら?」と薦めたところで、長く主婦をやっていた母にとっては、あまりピンとはこないはず。
でも、「大好きな山のことだけを聞くから、思いっきり話してみてよ」と言ったら、きっと興味をもってくれるのでは? と、思ったのがきっかけです。
趣味の話を、その道の専門家編集者に話すとなれば、母は作る時間そのものを楽しめるし、形としてずっと残ることで、家族みんなが、山を通じて母の人生を知ることができますよね。
ただ素直に、親に自分史をプレゼントしてあげるって素敵だな、と思いました。
――自分自身の経験に基づいた発想だったんですね。
そうなんです。特にディープなファン層に支えられている韓流をテーマにした自分史だったら、それなりの需要もあると思いました。もしかしたら、いま、このインタビューを読んでくださっているのはファンの方ご自身かもしれませんが、韓流ファンのお母さまをお持ちの、娘さん息子さんからのプレゼントとしても、ご提案をしていきたいですね。
それから親世代へのプレゼントだけでなく、最近、母娘で韓流を楽しむ方もたくさんお見受けしますので、親子で一緒に作っていただいてもよい記念になるかなと思います。ご夫婦、かけがえのない韓流仲間と一緒に作るプランもご用意しています。
――では最後に、編集長としてこの事業にかける想いを語ってください。
この事業にはキャッチフレーズがあります。
それは「韓流のプロが力を結集させる韓流ファンのためのサービス」です。
私たちが韓流業界でずっとやってこられたのもファンの方々が私たちの発信する情報を読んでくださっているから。これまで培ってきた技術や経験を今後はファンの方々に直接還元していきたい、という想いが根底にあります。それに、私たちチームみんなが、生粋の韓流ファンでもあるので、
「好きなスターやドラマのことしゃべりたい!伝えたい!」
という欲求は、誰よりも理解できるつもりです。わたし自身もファンの方々と韓流トークを思いっきりしたいです(笑)。
いま、自分史が流行っている最大の理由は、想い出を整理してまとめるという作業が、これからの人生をより豊かにし、より充実させてくれるからだといいます。
20年前には、その名前さえもなかった韓流。
「ある日、突然、人生が激変して、生きがいになった。」
「韓流と出会えなかったら、いまの自分はいない」
そんな言葉をよく耳にします。本当に不思議なめぐり合わせだと思います。
それがいったい、自分にとって何だったのか、これから韓流とともにどう生きていきたいか。そんなことを考えるきっかけになってくれたら、こんなにうれしいことはありません。
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「こんな風にインタビューされた~い」という大妄想のもと、業界仲間に取材してもらったインタビューです!
少しでも、韓流自分史の熱い想いをお伝えしてみたくて(笑)。
外注せずに自分で作ってみたい!という方のご相談も受け付けています。
まずは、この年表シートを使ってみてください。
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