2021年も、面白い韓国ドラマが多いですね。
上半期のマイベスト作品は、
「ヴィンチェンツォ」
「ナビレラ」
「結婚作詞 離婚作曲」
などなど。
どれもこれもNetflixの新作外れなしと続き、もう、これだけでも十分今年の韓ドラ語りまくれる~と思っていましたが、いやいや、大本命に出会ってしまいました。
「ムーブ・トゥ・ヘブン 私は遺品整理士です」
タイトルやメインビジュアルからは、あまり視聴意欲が沸きませんでしたが、1話からいきなりハマる!ハマる!
遺品整理士の仕事を通じて、亡き人の言葉と想いを家族に伝える、ヒューマンドラマです。
なんですが、ただの職業ドラマではなく、アスペルガー症候群の青年グルと、やさぐれチンピラ叔父さんが、ひょんなことから同居生活することになるてんやわんや・・・が、とっても軽快に描かれていきます。時に笑わせ、時に泣かせます。
だってグルは、天才的な記憶力を持つ代わりに環境の変化が苦手で、ものっすんごく規則正しい生活しか送れない。
かたや叔父さんは不潔・がさつ・なんでも腕でご解決。
このパターンだけで、すでにツボ、ツボ、ツボ~。
演じるのは、「愛の不時着」のあのマンネ君ことタン・ジュンサンと、「シグナル」のイ・ジェフンです。
マンネ君の純粋極まりない演技と、ムショあがりで口角ゆがみまくり、さらにはサイド刈上げの柄悪イ・ジェフンの、アンバランスなやり取りがサイコーなんです。
(そして韓ドラあるある、やさぐれキャラには、必ず壮絶な過去がある。後半泣かせますバージョン。)
ちなみにヒロインは、なんと「ナビレラ」の!
どうにも普通っぽいんだけども、なんだか可愛く見えてくるホン・スンヒちゃん、再び参上です。
またもやピュアな頑張り屋さんキャラを好演しています。
というわけで、「ムーブ・トゥ・ヘブン 私は遺品整理士です」、モーレツおすすめ作品です!
そして…
話数短いラッキーと思ったのもつかの間。
シーズン制でした。(ああ、待ち遠しい)。