アンニョンハセヨ。ライターの望月美寿です。
「パラサイト 半地下の家族」、第92回アカデミー賞作品賞・監督賞・脚本賞・国際長編映画賞受賞、おめでとうございます!!!
韓流の片隅にかかわっている者にとって、今日は歴史的な日になりました。
ポン・ジュノ監督をはじめとするスタッフ陣の受賞スピーチがまた素晴らしく!
キャストが全員出席していたのも嬉しかったですね。
この受賞によって普段韓流に興味のない人たちも、これまで以上にグイグイと映画館に引きずり込むであろう「パラサイト 半地下の家族」。
幸運なことに昨年、主演のソン・ガンホさんにインタビューする機会がありました。
取材部屋に入ると「はじめまして~」と日本語で挨拶してくださったので、ウソの言えない私は「以前『グエムル 漢江の怪物』で来日されたときにお会いしています。
お子さんたちのお話をしてくださって楽しいインタビューでした」。
するとソン・ガンホさん、「そうなんですね、すみません、忘れてしまいました~。アッハッハッハ!」と高田純次のように豪快笑い。
一気に場の空気がなごみました。
「パラサイト 半地下の家族」の素晴らしいところ、面白いところはたくさんありますが、特徴として、見終わったあと誰かと語り合いたくなる、という点があげられると思います。
社会的な象徴や隠喩がいっぱいあるようで、思わず深読みしたくなる、答え合わせをしたくなる。
それでいて第一級のエンターテインメントとして成立している。
ポン・ジュノ監督の冴えわたる才にうなることしかできません。
そんな私が映画を見終わって一番気になったのは、劇中に出てくる「石」でした。
特別出演の(笑)パク・ソジュンが、チェ・ウシクにくれた重そうな石。
あれは何を意味しているのか、知りたい、知りたい!
でも限られたインタビュー時間の中でそんなニッチな質問が可能なのか?
ドキドキでしたが…ソン・ガンホさん、答えてくれました!あの石はなんなのか…。
詳しくはKstyleのソン・ガンホさんのインタビューをご覧ください。
https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2134004
生のソン・ガンホさん。足が長くてお茶目で、カッコよかったです。
監督が壇上で言っていたように、朝までとことん、お祝いのお酒を飲まれるのでしょうね。
===============
あなたの大切な韓流の想い出
1冊にまとめてみませんか?
===============