日韓 微笑み比較

アンニョンハセヨ。野田です。

 

2020年の年明けは、大学時代を過ごした想い出の町でもある

京都に行ってきました。どうしても見たい仏像があったんです。

太秦・広隆寺の弥勒菩薩半跏思惟像です。

 

11月に韓国の国立中央博物館で

これとそっくりな

弥勒菩薩半跏思惟像を見てきたので

「日韓の微笑み国宝比較」をしてみたかったのでした。

 

 

広隆寺の半跏思惟像は、

韓国のそれよりは、少し顔がほっそり。

木造ならではの素朴さがあり、
(韓国は金剛製)

 

なで肩のラインと、少し前のめりの姿勢が、

な〜んとも、しなやかでセクシー。

目の前に立つと

仏像の世界に吸い込まれるようで

しばらく足を止めて見入ってしまいます。

この「日本一美しい仏像」と言われる

半跏思惟像は、600年代に新羅から

運ばれてきたという説が濃厚。(諸説あり)。

いずれにしても飛鳥時代の朝鮮半島との

深い繋がりを示す重要な文化財です。

1400年も前に

朝鮮半島から船で運ばれてきたものが

今もなお、美しい姿で現存している。

本当にそうだとしたら

この奇跡にロマンを感じます。

今年も朝鮮ルーツの文化財・遺跡巡りを

楽しみたいと思います。

 

 

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